日本国内では、人体に対して「電気設備に関する技術基準を定める省令」によって、漏洩磁界が200μT以下となるよう定められています。人体以外に対しては法的な規制はありませんが、一般的な目安として、コンピュータ機器については「JEITA IT-1004B」、一般の医療機器については「IEC 60601-1-2:2014+A1:2020(ed. 4.1)」を根拠として基準値が設定されます。
保護対象 | 基準値 | 発行元 | 規格番号・条項 | 発行年・制定年 |
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コンピュータ機器 | 3 A/m (3.77 uT) |
一般社団法人 電子情報技術産業協会 (JEITA) |
JEITA IT-1004B (※1) |
2017年 |
CRTディスプレイ | 1 A/m (1.26 uT) |
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一般の医療機器 | 3 A/m (3.77 uT) |
国際電気標準会議 (IEC) |
IEC 60601-1-2:2014+A1:2020 (ed. 4.1) (※2) |
2020年 |
人体 | 200uT | 経済産業省 | 電気設備に関する技術基準を定める省令 第二十七条の二 |
2011年 |