お客様の課題

米国アイダホ州に納めた電子ビーム応用装置のパフォーマンスが悪く、エンドユーザーから、「装置に原因がある」とクレームが発生。
早急に検証を行いましたが、装置に異常は見当たらず、設置した環境に原因があると考えておりましたが、明確な証明ができずに困っておりました。

オータマからの提案・成果

- アイダホ州の現場まで行き、装置設置場所の環境磁界調査を行った。
- 装置設置場所をマトリックス状に100箇所測定し、磁界分布を把握した。
- 磁界の強い箇所の高さを変えて測定し、計算値から地下0.9mの位置に交流磁界発生源があると予想した。
- B社が測定データを基に、プレゼンしたところ地下約1mの位置に電源ケーブルが埋設していることがわかり、装置に影響をおよぼすレベルの交流磁界が発生していることが判明した。
- 結果、装置には原因がないことが証明され、クレームは取り下げられた。