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技術情報3
2018/09/27

テストピースを用いた消磁の説明(実例)

にしもり
技術情報

テストピースを用いた消磁の説明を致します
製品の品質の確認として同じ材質から切り出したテストピースを用いて測定を行います。
テストピースの直流磁気特性の測定前に消磁をする必要があります。

用語の説明(着磁と消磁)
磁性体にある方向の強い磁気を与え、N極S極の向きを揃えること着磁と言います。
反対にその向きをバラバラにして磁化を無くすことを消磁と言います。

消磁方法
消磁は外部から反転する磁界を徐々に小さくしながら、0に近づけていくことで消磁できます。
その原理を用い消磁装置の上にテストピースを載せ、円周方向に回転させながら、徐々に直角方向にあげていくことで消磁ができます。
test_piece01.png
装置内にコアとコイルが入っていて、電流を流すことによって様々な方向に磁界が発生します。

そこにテストピースを近づけ、回転させることによって様々な方向の磁界がかかりN極S極の向きがバラバラになります。
さらに、徐々に遠ざけることによって磁界を0に近づけることが出来ます。
test_piece02.png


テストピースの消磁シミュレーション画像
磁界解析ソフトウェアによるシミュレーション画像を参考に示します。test_piece03.gif